講座のあゆみ

当講座は2003年に誕生した、わが国初の“外科・緩和医療学”講座であり、世界で23番目の緩和医療学講座です。

1987年七栗サナトリウム(現 七栗記念病院)に緩和ケア病棟設置(現20床)
1997年全国初の緩和ケア病棟として認可を受ける
2003年10月外科学・緩和ケア講座を開講
2004年4月七栗サナトリウム(現 七栗記念病院)に全科型NSTを設立
2008年4月外科・緩和医療学講座と改名
2010年3月第一教育病院に緩和ケアセンターを開設(19床)
2010年4月第一教育病院に全科型NST、緩和ケアチームを設立
2012年4月済生会松阪総合病院に緩和ケア病棟を開設
2013年10月第一教育病院にて在宅訪問診療をはじめる
2015年7月寄附講座として地域生活支援学講座を開設
2016年10月
(予定)
七栗記念病院 ハイブリッド緩和ケアの病床を創設

2013年10月1日に開講10周年を迎えました。
多くのみなさまのご支援、ご協力のお陰と心より感謝しております。
今後ともご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

講座の構成

外科・緩和医療学講座(主任教授:東口髙志)は、2003年10月 本邦初の緩和医療を専門とする医学部講座として、誕生しております。(当初は、外科学・緩和ケア講座として開設いたしましたが、看取りの緩和ケアではなく、EBMに即した緩和医療学へと変換を図るべく、2008年4月に外科・緩和医療学講座へと改名いたしております。)

医学部講座ではありましたが、当初七栗サナトリウム(三重県津市)にのみ病棟を有し、七栗を拠点に、臨床、研究(附属七栗研究所を併設し、基礎的研究も対応)を中心に活動を行ってまいりました。NST創設者である東口教授の下、七栗サナトリウムでは、早速2004年4月から全科型NST活動を開始し、積極的な適切な栄養管理を推進しております。また、現在では多くの病院で開催されておりますキャンサーボードも、七栗では、2007年11月から月1回開催されています。

当講座の果たす役割も少しずつ全国的に知られるようになり、日本一の病床数を誇る藤田保健衛生大学病院(第一教育病院)にも緩和医療専門の病床を創設する流れとなりました。そこで、東口教授をはじめ、丸山准教授、村井講師を中心に、2010年3月 緩和ケアセンター(19床)が開設されました。緩和ケアセンターのみならず、緩和ケアチーム、全科型NSTの活動も当講座を中心に、開始されております。

さらに、三重県中勢地区に於いても、当講座を中心に緩和ケアに関する研究会の立ち上げなども進めた結果、時代の流れの後押しもあり、緩和医療の知名度、すばらしさが少しずつ地域住民の方々に浸透してまいりました。七栗サナトリウムだけでは、緩和医療の充実を図ることが困難となり、済生会松阪総合病院(諸岡院長)の協力のもと、2012年4月緩和ケア病棟創設(初代部長:現第一教育病院 村井講師)の流れとなりました。現在、清水部長のもと、地域に根ざした緩和医療が行われています。

このように、外科・緩和医療学講座は一つの講座ではありますが、臨床を繰り広げる病棟は、
・藤田保健衛生大学病院(愛知県豊明市)
・藤田保健衛生大学 七栗記念病院(三重県津市:藤田記念七栗研究所併設)
・恩賜財団 済生会松阪総合病院(三重県松阪市)
の3拠点にて、統一した講座の柱を中心に、それぞれの特徴を備え運営されております。

加えて、講座7本柱の一つである“自立型地域連携の創設”を掲げるとともに2015年7月地域生活支援学講座(寄附講座)が開設され、より地域に根ざした医療、ネットワークの構築に邁進しています。

医学部講座として、研究面では、終末期患者の代謝学的立場から“悪液質”などの解明を中心に臨床・基礎研究を行っています。2013年講座初となる医学博士が二村昭彦先生(現:七栗記念病院、薬剤課長:講座特別研究員)に授与されました。

認定資格

米国静脈経腸栄養学会TNT指導医1名
欧州静脈経腸栄養学会TTT指導医1名
日本緩和医療学会暫定指導医4名
日本消化器外科学会指導医・認定医・消化器がん治療認定医3名
日本消化器病学会消化器病専門医・指導医2名
日本肝臓学会肝臓専門医1名
日本静脈経腸栄養学会指導医・認定医5名
日本がん治療認定医機構がん治療暫定教育医1名
日本外科学会外科指導医・専門医・認定医2名
麻酔科標榜医1名
日本泌尿器科学会泌尿器科専門医1名
日本麻酔科学会 麻酔科指導医・麻酔科指導医1名
日本麻酔科学会 麻酔科専門医1名
日本消化器内視鏡学会専門医1名
日本内科学会認定内科医2名
マンモグラフィ読影医1名
日本医師会認定産業医1名